ボディデザイン

美しい人の肩が凝らない理由〜肩こり知らずのスタイル美人になる方法

スタイルの良い美しい人に肩こりはありません。

つまり、辛い【肩こり】を正しく解消すれば、スタイルの良い思わず振り返りたくなる美人になれます。

そもそも【肩こり】とは

【日本人総肩こり時代】ともいわれ国民病になっている【肩こり】

肩こりが慢性化して、かなりひどい肩こりでも自覚すらない人もたくさんいます。

【肩こり】は、文字の通り、肩(正確には肩周辺の筋肉)が硬く凝り固まっている状態です。

正常な筋肉運動がなく、周辺の血流やリンパの流れが滞って、老廃物が停滞している状態でなので、詰まったような、こわばったような、特有の不快感が生じ、肩より上にある首・顔・頭への血流も低下するので、放置すれば全身に不快な症状が広がります。

肩こりの原因

肩こりの原因は悪い姿勢です。

本来筋肉は緊張と弛緩を繰り返すことで血液循環ポンプの役割をしていますが、同じ姿勢や不自然な姿勢を長時間とる生活習慣が続くと、筋肉の緊張にアンバランスが生じて負担がかかっている特定の場所だけ筋肉がカチカチにかたまってしまいます。

筋肉の緊張をその都度ほぐれせれば問題ないのですが、不良姿勢が続くと、同じ姿勢で凝り固まった筋肉と反対の作用をする筋肉が弱ったり休んだりしてしまうので、不自然な姿勢から正常な姿勢へ戻しにくくなり、肩こりが悪い姿勢とセットで慢性化してしてしまいます。

肩こりを放置するとブスになる

現代人の肩こりの原因として一番多いのは【猫背】と呼ばれる、スマホやパソコンを使うときなどに背中を猫のように丸めるような姿勢で、猫背で首が前に出てしまうと首や肩に大きな負担がかかり肩こりになるだけでなく、以下のような問題も生じます。


  • 神経の動きが悪くなるので様々な体調不良が生じる(生理不順・むくみ・肌荒れ・冷え性・疲れやすい...など)
  • 内臓が下に下がるので骨盤を広げ大きなお尻と太い脚(下半身太り)の原因となる
  • 姿勢が悪いと周りにいわれる
  • 自信がなさそうに見える
  • 目が疲れやすい
  • 顔が大きくなる
  • また、猫背や肩こりを解消しようとすると、胸を広げて背中を伸ばそうとする人が多いですが、すでに猫背や肩こりが慢性化している人は、胸郭や肩甲骨の動きが悪く胸周りの筋肉も短縮して硬くなってしまっていますので、胸を反らそうとすると代償運動で腰を反らせてしまい、ますます姿勢(正しい背骨のS字カーブ)を崩して、症状を悪化(腰痛・お尻が出っ張った不自然な姿勢で下半身太り増強)させてしまっています。

    肩こりを放置したり、間違った肩こりケアをすると、肩こり・腰痛・下半身太りが同時に生じてしまいます。

    美しい人に肩こりがない理由

    背筋がピンと伸び立ち居振る舞いに無駄がないと、人は本能的にその人を美しいと感じます。

    医学的に人体の構造や機能から考えても、姿勢が良い人は身体の機能が正常に働いている人と言えるので、肩こりも生じにくいですし、無駄な贅肉もつかないですし、その他病気や体調不良に悩まされることがないので、表情もイキイキとして肌も綺麗なので、美しく輝いて見えるはずです。

    肩こり知らず美人になる方法

    良い姿勢を保つためには、背骨(脊柱)がキレイなS字湾曲のカーブを描き、骨盤は左右対象、肩甲骨を含む胸郭(肋骨で囲まれた空間)の柔軟性(筋肉の緊張・弛緩がコントロールできる)があり、インナーユニット(脊柱起立筋・腹横筋・骨盤底筋群・横隔膜)が機能している必要があります。

    自分の姿勢の癖は自分ではなかなか気がつかないもので自分が猫背であるという自覚がない人も多いので、最初は鏡で確認しながら、自分の感覚と正しい姿勢のギャップを少しづつ修正していきましょう。

    ポイントは胸郭の柔軟性、背骨と頭の位置関係、骨盤の左右対象、体幹を支えるインナーマッスルです。


  • まず胸郭の動きを呼吸や肩甲骨周りのストレッチで整え、インナーマッスルを鍛えて「みぞおちとおへそを離す」ことが自然とできるようになる必要があります。
  • 首の位置がS字カーブの真上に乗るように意識しますが、最初は頭の重さで後ろに倒れそうに感じるくらいでちょうどいいと思いますので、鏡で確認しながら正しい感覚を覚えていきましょう。
  • 骨盤の左右対象を維持するように意識します。(脚を組んだり、いつも片方だけにバッグを物などの習慣をやめましょう。
  • これらできるようになると、モデルのようなまっすぐとした綺麗な上半身の基礎ができ、結果下半身太りを始め、肩こり、腰痛、生理痛などの婦人系の悩み、むくみ、疲れやすい、肌荒れ、なども解消していきます。

    -ボディデザイン