胸は貧弱なのにお尻が大きく脚が太い体型に多くの日本人女性が悩んでいます。
身体の構造を理解して正しく対処すれば、誰でも驚くほど簡単にボン(豊かなバスト)・キュッ(くびれたウエスト)・ボン(美尻)・キュッ(スラリとした脚)・ボディがデザインできます。
スタイルがいい人と悪い人の差
胸は貧弱なのにお尻が大きく脚が太い下半身太り体型に多くの日本人女性が悩み、脚やせ(部分ヤセ)・バストアップ(美バスト)・ヒップアップ(美尻)情報に注目が集まっています。
スタイルよくなりたいと考えるときに、まず注目しなければいけないポイントがあります。
スタイルのいい人はすべてのパーツにおいて理想の形を持っている(脚がまっすぐ・胸も豊か・ヒップもキュッと上がっている)のに対し、スタイルの悪い人というのはすべてのパーツのバランスが悪い(胸は貧弱・お尻が大きい・脚が太い)、ということです。
つまり、ダイエットをしても痩せたい場所(顔・脚・お腹・二の腕など)がヤセない、身体の一部分だけがかなり太くて悩んでいる、上半身は貧弱なのに下半身が太いなど、多くの人が抱えるスタイルの悪さ:全身のバランスの悪さの悩みは、正しく対処すれば一度にまとめて解決できます。
スタイルは生活習慣で決まる
スタイルを決めるのは生まれつきだと思っているかもしれませんが、大きな要素を占めるのは生活習慣と姿勢です。
胸が貧弱・お尻が大きい・脚が太いなど、部分ヤセしたいと感じる、体の一部分だけが極端に太いとか全体のバランスが悪い原因は、あなたの生活習慣による骨格の歪みとインナーマッスルの低下や筋力の不均衡です。
骨格が歪み、筋肉の緊張のバランスが崩れ、本来であれば胸の位置にあるべき内臓も骨盤の上に乗ってしまっているなど、内臓が本来あるべきより下に下がってしまっていることで、骨盤が広がり、歪んで広がった骨盤により股関節も歪みお尻が大きくなり、O脚や大腿骨が外に張り出したような太い脚を作り、膝・ふくらはぎ・足首にも負担がかかるので、膝の形も歪み、ふくらはぎや足首も無駄に太くなっていきます。
例えば、一見体型とは関係のない上記のような生活習慣が、あなたの骨格を歪ませ、筋肉のバランスを崩し、下半身太りや貧弱な上半身、肩こり、腰痛、生理痛などの原因となっています。
部分ヤセして理想のボディを作る唯一の方法
骨格の歪みを正しい方法で解消すると、これまで何をしても痩せなかったという人でも、痩せたいところだけキレイに痩せる「部分やせ」が可能です。
なぜなら、本来あるべき姿に骨格を整えるので、今まで異常に太かった部分だけ細くなる(正常に戻る)からです。
自然の状態に戻す作業ですので、身体へのストレスはなくなりますし、下半身が痩せても豊かな上半身(バスト)にすることが可能で、健康的な美しさを取り戻せます。
美しいボディデザインのチェックポイント
ただやみくもに見よう見真似でダイエットトレーニング、マッサージ、ストレッチをしても効果が出ないことはあなたも経験上よく理解していると思います。
健康的に美しくなることが目的に行うはずのダイエットで、ダイエット方法自体が目的になってしまうと頑張っても結果が出ないだけではなく、体調や体型を崩し、最悪命にも関わるような問題を引き起こすケースも多々あります。
ダイエットの目的は健康で美しくなることなので、まずは健康で美しいボディラインを理解して、そのボディラインを取り戻すために、正常ではない部分を正常に戻して、その結果ヤセたい部分だけ痩せられる方法で効果的に実践しましょう。
美脚ライン
日本人の9割がO脚だという報告もあるくらい日本人にはO脚が多く、下半身太りの原因になっていますが、自分がO脚だと自覚していない人がとても多くいます。
O脚とは、両脚が外側に大きく曲がった状態、つまり揃えた脚の間から向こう側の風景が見えるような脚のことだけだと思っている人が多いのですが、実際一見でOラインを描いているような脚はかなり重症です。
一見Oラインを描いているように見えなくても、以下に当てはまればO脚です。
正しいO脚チェック法
日本人にO脚が多いと言っても、生まれつきO脚(骨の変形がある)の人はほとんどいません。
ほとんどが生活習慣(骨格の歪み)を放置した結果です。
全身のライン
背骨が綺麗なS字カーブを描き、骨盤や胸郭が左右対象で歪みがなければ全身のラインが綺麗に見え、筋肉や内臓も正常に機能するため、健康で美しくなれます。
背骨のS字カーブがあり腰椎に綺麗な前弯があると、ヒップは形良くアップして脚長効果もありますが、腰椎の前弯の角度は仙骨の後弯の角度に関連があるため、腰椎の前弯がなくなるとヒップは下がり垂れたお尻になります。
また、背骨に歪みがある場合に神経の働きは悪くなるので、下半身太り・神経痛・生理痛などの原因となります。
おへそとウェストライン
ウェストのくびれとウエストラインの中央に小さな縦長のおへそは、美ボディチェックの必須項目です。
おへそは本来小さく縦長で、身体の中心線であるウエストライン上(骨盤と肋骨の間)にある状態が正常です。
おへその位置が本来の場所よりも下にあったり、丸くなって下方向を向いていたり、右や左へ寄っているなら、骨格が歪んでいるサインであり、きっとあなたも「お腹痩せしたい!」「脚やせしたい!」、と悩んでいるのではないでしょうか?
もし、おへそが丸く下がった形状をしているのであれば、内臓が下がっている状態なので、ポッコリお腹になっているはずです。
内臓の位置が下がった状態を放置すると脂肪はつきやすくなり、骨盤が広がって大きなお尻や太い脚(下半身デブ)につながって行きます。
バストとヒップ
理想的な上半身と下半身のバランスは、アンダーバストの位置で胸幅と腰幅が同じになること、つまり、ヒップよりもバストが大きいのが正常の骨格です。
またバストが左右差なく、垂れていないことも重要です。
胸幅と腰幅はほぼ同じ大きさの骨格でできています。
胸幅を決める胸郭はこぶし大の大さのある心臓や広げたらテニスコート一面の大さになる肺(呼吸をする器官)を納めている場所ですので、とても広いスペースが必要になりますし、女性の骨盤は妊娠しやすいように奥行きが男性より浅くできていますので、胸幅よりも奥行きが小さい場合もあります。
女性にはバストがあり、仮にAカップであったとしてもアンダーバストよりも10cmも大きいので、もしあなたがヒップよりもバストが小さいのだとしたら、下半身太りだけでなく、様々な健康問題を抱えているはずです。
女性の身体の美の仕組み
美しい姿勢を維持すれば女性らしい美しさが実現できる理由は、女性機能と姿勢の関係からも説明できます。
美しい姿勢を作る要となる骨格は、肩甲骨・肋骨・胸骨で作られる
胸郭は心臓・肺・横隔膜など呼吸や循環に必須の重要な機能を持った内臓が収まる空間であり、骨盤の中には子宮や卵巣など女性としてとても大切な臓器が収まる空間なので、この2つに十分な空間があり左右対象に整っていることで、女性機能が正常に働き、バランスの良い女性らしいとても健康的で綺麗な身体を作ることができます。
胸郭と骨盤は背骨を通して繋がり姿勢を構成する主要要素なので、いずれかが歪むと全身に影響が出てしまいますし、胸郭の上のおっぱいと骨盤の中にある子宮はどちらも女性としての美しさや機能を活かす大切な臓器ですが、胸郭と骨盤が姉妹のようにおっぱいと子宮も繋がっていて、おっぱいの機能を整えると子宮の調子も良くなりますが、逆も然りです。
美しい女性の身体の作り方
部分ヤセして、理想のボン(豊かなバスト)・キュッ(くびれたウエスト)・ボン(美尻)・キュッ(スラリとした脚)・ボディをデザインするのは、実は簡単で、身体を本来あるべき状態に戻すだけです。内臓を本来あるべき位置、つまり上(胸郭の方)へと戻すことは下半身太りは解消の第一歩です。
上半身(体幹)を鍛えて柔軟性を高め、胸郭と骨盤を左右対象にして十分な空間を作れば、背骨の空間とS字カーブも自然な状態になって姿勢がとても良くなりますので、下半身太りが解消するだけでなく、バストアップや肩こり解消も同時に実現できますし、内臓が本来あるべき位置に戻れば健康で太りにくく疲れにくくなります。
姿勢が良くなり、胸郭に十分なスペースがあると呼吸がしやすくなりますので、意識的に胸郭を動かしお腹を凹ませた状態での呼吸をするようにしましょう。
深く十分な呼吸は女性らしい身体作りにとても重要で、呼吸が浅くなると自律神経が乱れやすく、肌荒れ・体調不良・イライラや心の不調も出やすくなりますので、骨盤と胸郭へ正しい意識を向けながら深い呼吸を意識するようにしましょう。
呼吸をしながら一つ一つ動作を丁寧に行うことによってしなやかな筋肉が生まれ、胸郭の動きも滑らかになるのでスタイルが良くなり、所作も美しくなります。
このサイクルができてしまえば、努力しなくても一生スタイル美人をキープできます。