転ばず・前のめりにならずかっこよくヒールを履きこなせると女性は美しい。
この事実を否定できる人はいないと思います。
実際ハイヒールを美しく履きこなす女性は、レストランなどでも上席に案内される確率が高く、面接や恋愛においてもチャンスの幅が広がることも事実。
ハイヒールは、女性の美しさを引き立たせてくれる重要アイテムのひとつ。
しかも、ハイヒールを美しく履きこなせるようになる方法と、痩せやすい身体を作る方法が一致するのだとしたら、女性として挑戦しない理由はあるでしょうか?
もちろん、ハイヒールを履けばダイエット効果があるわけではなく、正しく美しく履きこなせることが大前提!
正しく履きこなせない場合は、身体を歪ませたり、関節を痛めたりなどマイナスな要素があるので、しっかりと根拠と方法を理解して挑戦してみましょう!
ハイヒールを美しく履きこなすための姿勢をセルフチェック!
まず、ハイヒールを美しく履きこなすために必要な要素から考えてみましょう。
ハイヒールを美しく履きこなすための姿勢・歩き方に必要な要素をリストアップしますので、まずは素足の状態でセルフチェックをしてみましょう。
(かかと・膝裏・ふくらはぎ・腰・肩甲骨・後頭部が壁に貼りつくイメージ)
(身体がまっすぐのまま上に伸びていくイメージで、肩甲骨も互いに寄るような感覚)
(上半身や肩には力が入らず自由に動かせる)
どうでしょうか?
全く違和感なく上記の姿勢で歩ける人は、ハイヒールを美しく履きこなせるはずですし、スリムでスタイルも良いでしょう。
もちろん今できなくても心配ありません。
正しいトレーニングを行えば、誰でもできるようになります。
ダイエットとハイヒールをカッコよく履きこなすために共通して必要なもの
理想の体型を手に入れ、さらにその体型をさらに輝かせるハイヒールをカッコよく履きこなす方法に共通して必要なものは、体幹(インナーマッスル)の強さとバランスです。
歩くという動作なので、下半身や足の筋肉に注目しがちですが、一番重要なポイントとなるのは体幹です。
体幹とはその名前の通り、身体の幹なので、体幹がしっかりしていれば、手足にかかる負担が減り滑らかにキレイに動きますことができますので疲れることなく綺麗にハイヒールが履きこなせますし、引き締まってくびれたウエストのある体幹からすらりとしなやかな腕や脚が伸びる理想的なスタイルを作れます。
体幹強化に重要なインナーマッスルをイラスト解剖学で理解
疲れることなく綺麗にハイヒールが履きこなせますし、引き締まってくびれたウエストのある体幹からすらりとしなやかな腕や脚が伸びる理想的なスタイルを作るために重要なインナーマッスルとして以下の4つの筋肉群にフォーカスします。
脊柱起立筋の3D解剖学
脊柱起立筋群(腸肋筋・最長筋・棘筋の総称)はその名の通り脊柱(背骨)を立たせるための筋肉。
背骨の周りを背面から覆うように縦に長く存在し、姿勢保持に重要な役割をしています。
脊柱起立筋の詳細はこちら
インナーユニット(円柱構造)のイラスト図解解剖学
インナーユニットとは、骨で保護されていない体幹部分を覆う筋肉群のことで、姿勢保持・調整の基礎となる最深層のインナー(コア)マッスル。
骨盤底筋群・腹横筋・横隔膜・多裂筋の4筋で構成され、円柱を作るように腹部内臓を囲んでいます。
インナーユニットの詳細はこちら
腸腰筋
腸腰筋(腸骨筋・大腰筋・小腰筋の総称)は、体幹を固定した状態で足を前に降り出す動作において強力に作用する筋肉です。
腸腰筋(腸骨筋・大腰筋・小腰筋の総称)の詳細はこちら
足のアーチを作る筋肉群
体幹を強化すると下半身を引き上げる力が生まれるので、脚が軽く感じるようになりますが、足や足趾の運動による立位バランス能力が低下していてもハイヒールという特殊な靴では上手に歩けません。
足の指でグーチョキパーができる、つま先立ちを保持できるだけの筋力や足首の可動域が必要です。
体幹(インナーマッスル)を鍛えるとダイエット効果がある理由
体幹(インナーマッスル)は、運動を起こすというよりは姿勢を維持・調整ために重要な働きをしています。
体幹(インナーマッスル)を鍛えると姿勢が良くなり、呼吸も入りやすく、循環が改善して基礎代謝が上がるため、特に運動をしなくても非常に痩せやすく太りにくい身体になっていきます。
本来の機能を高めることになりますから、猫背・腰痛・ぽっこりお腹・肌荒れ・疲労感もなくなっていきます。
ハイヒールで綺麗に歩くコツ
体幹の筋肉を意識しながら、最初のチェックポイントの姿勢をひとつずつクリアしていきましょう。
クリアできるようになったら、次は実践練習。
モデルの動きをイメージしながら練習しましょう。
ハイヒールで正しく美しく歩くためにも、正しい知識と効果的なトレーニングや実践が必要です。
初めてスキーを履いたときもスケート靴を履いたときも誰でもうまく歩けませんが、練習をすればできるようになるように、ハイヒール正しく筋肉をつけて練習すれば誰でも綺麗に履きこなせるようになります。
体幹を正しく鍛え、普段から歩き方を意識すれば、ハイヒールを上手に履きこなせるようになるだけでなく、理想の体型に近づき健康になれます。